Nothing behind me, everything ahead of me, as is ever so on the road.
美味しいだけじゃない、ローカルフードを食べる意義とは

美味しいだけじゃない、ローカルフードを食べる意義とは

2020.02.10 By Kei コト

こちらはお気に入りのタイ料理、カオソーイ。僕の旅の大きな楽しみの1つが「食」だ。食事をする場所を事前に決めて行ったり、現地を歩いてて、雰囲気のいいお店にフラッと入ることもある。僕は、可能な限りローカルフードを積極的に食べるようにしている。ではなぜローカルフードにこだわるのか?今回はローカルフードに対する向き合い方について考えてみたいと思う。

旅先では、やっぱりローカルフード

daily_food_thailand

旅の醍醐味の1つは食だ。

旅に出る前から、何を食べるか考え始める人も多いのではないだろうか?

せっかく遠くの土地に行くのだから、そこでしか食べられないものを食べたいと考えるのは自然なことだろう。

旅に出たら、そこに住んでいる人たちが食べているローカルフードを食べることは、僕にとっては呼吸をするようなことに他ならないといえる。

ローカルフードから現地を学ぶ

brazil_daily_food

僕は食べ物には、その土地の気候、歴史、文化が様々なものが詰まっていると思う。

例えば、寿司の例を考えてみよう。

元々は、東南アジアの山岳民族が川魚を保存する方法として、穀物と混ぜていたことが起源と言われている。

それが時を経て、屋台ですぐに食べられるも。今で言うファストフードとして、発達したものが、 第二次世界大戦後に、屋外で生ものを扱うことができなくなり、屋内で提供されるようになって今の形になった。

このようにその土地に住む 人々の知恵、その土地の歴史、環境 によって、生み出されたものがローカルフードなのだ。

ローカルフードを食べるという行為は、ただ味を楽しむだけではなく、その土地について学ぶこと であるとも言える。

そしてそれは その土地、人の生活に興味を持っているという、スタンスを表すことでもあるのだ。

日本で観光客がマクドナルドで食事をするよりも、大戸屋にいっているほうが好感を持てるのは、 自分たちの生活に興味を持ってもらえてると感じるからではないだろうか。

IMG 2429

現地の人が、普段食べているものを、彼らが食べているようなかたちで食す。

それが、ローカルフードの本来の楽しみ方なのだ。

これもローカルフード?

ローカルフードとは、 その土地でしか食べられないもので、そこに住んでいる人たちが食べているもの だと上述した。

takuay_jiew_kakiage

例えば、タイの「しゃぶしゃぶ」はどうだろう。

これはローカルフードではないのだろうか?

しゃぶしゃぶはタイの料理ではないので、ローカルフードとは区別できないと思われる方もいるかもしれない。

しかし僕は、これもローカルフードに含めていいと思うのだ。

なぜなら名前や外見は「しゃぶしゃぶ」だが、タイの食材や調味料を使い、タイの文化で育った食べ物だからである。

以前タイのチェンマイで「しゃぶしゃぶ」に友人たちと行く機会があった。

食べ放題で、肉や野菜はもちろんのこと、タイミルクティーのアイスなどもあり、店は現地の学生でいっぱいだったのを覚えている。

現地の人に話しかける「言い訳」

このように、ほぼ現地の人のみの場所に行くと、自然と外国人は目立つことになる。

何もしていなくも目立ったり、食べ方がわからなくて困ったりもする。

すると目立つこと、困っていることによって、人と話す「言い訳」が生まれる。

この「言い訳」があることで、現地の人と話すきっかけを作ることができ、最終的にはそのまま友達になるようなこともある。

昔、僕がベトナム・ホーチミンに行った際に、田舎町に行くツアーに参加したことがある。

そこには、外国人だけではなく現地の人々も参加しており、時折、ガイドさんが食べ物を試食させてくれるのだが、正直言って何を どう食べればいいのか わからないものが多かった。

その時に、たまたま横にいた同い年くらいのベトナム人カップルが、その食べ方を丁寧に教えてくれたのだ。

僕が、ベトナム料理を食べ慣れていないのを見ると、彼らは

いいシーフードが食べられるお店があるから一緒に行かない?

と誘ってくれた。

duc_beer_in_saigon

僕はベトナムのローカルフードを介して、現地の人と繋がり、個人的な話をする仲になることができた。

ローカルフードを食べたからといって、毎回このような結末にはならないかもしれない。

しかし、それが 人と繋がるチャンスを作ってくれる 可能性を孕んでいることには違いないのだ。

こんな出会いがあるから、僕は積極的にローカルフードを楽しむことはやめられない。

国内でも、海外でもいい。

僕はオススメのローカルフードがあれば、是非教えて欲しいと思っている。

そしてそれを食べに僕はまた旅に出るのだ。